1940s HAND MADE IN USA ARTHUR MILLER STYLE UPPER BRIDGE CELLULOID HORN RIM TORTOISE 46/22 ( ハンドメイド USA製 オリジナル アーサーミラー スタイル アッパーブリッジ セルロイド ホーンリム )
1940s HAND MADE IN USA ARTHUR MILLER STYLE UPPER BRIDGE CELLULOID HORN RIM TORTOISE 46/22 ( ハンドメイド USA製 オリジナル アーサーミラー スタイル アッパーブリッジ セルロイド ホーンリム )
1940s HAND MADE IN USA ARTHUR MILLER STYLE UPPER BRIDGE CELLULOID HORN RIM TORTOISE 46/22 ( ハンドメイド USA製 オリジナル アーサーミラー スタイル アッパーブリッジ セルロイド ホーンリム )
第二次大戦中頃の1940年代頃から1950年代前期頃のUSで存在していたセルフレーム黎明期のデザインで、
マリリンモンローの元旦那である作家のArthur Miller氏が当時のフォトアーカイブでこのデザインのフレームを愛用しているその鮮烈なカッコ良さが
界隈のごく一部のマニアックな人間の間でも知られており、当時のMADE IN USAのオリジナルのものに関しては
デッドユーズド関係なしにこれまでBLACKの個体のたった一本のみしか入荷したことがなく、実物もその個体以外は見たことがないレベルの恐ろしい出現率の低さで、
個人的には伝説的アイウェアデザインの一つに位置付けされる1940s American Style のアッパーブリッジホーンリムのセルロイド素材(もしくはセルロイドの含有率が非常に高い)と推測される
当時アーサー本人も愛用していたTORTOISE生地の個体が極上のミントコンディションで念願の初登場となる。
セルフレーム自体の本格的な生産体制がまだ整っていない頃の名残りを感じさせるフレーム自体の不揃いなハンドメイド感や左右非対称気味なアシンメトリー感など、
セルフレーム黎明期らしい良い意味でまだ完成し切っていないフレームから滲み出る未完成オーラが、当時の混沌とした空気感を想像させる面構えを形成している。
扇形のようなキーホールやアッパーブリッジなど1930sの金張彫金のメタルフレームに採用されていたデザインを踏襲した1930年代の名残をまだ残した部分と
ウェリントンとパントの中間のFDRにもどことなく似たレンズシェイプや、
それらとは対照的な現代ではホーンリムと呼ばれている外側に突き出したマウント部分や、馴染みのあるテンプルの形状などその後のアイウェアデザインにも変わらずに踏襲されている
1940年代に誕生した新しい部分とが一体となり、これまで味わったことのない未体験なエグさを感じさせる仕上がりとなっている。
飾りっ気のない一切の無駄を排除した長方形のリベットもいかにもこの時代らしさを漂わせており、
使用されている生地も1950年代以降のものとは異なる質感のおそらくセルロイド素材(もしくはセルロイドの含有率が非常に高い)と推測されるものが使用されていたり、
フロントとテンプルで僅かに柄やトーンが異なっているものが採用されているあたりもこのあたりの時代のセルフレームらしい特徴となっている。
当時のフォトアーカイブを片っ端から漁ってみるとArthur Miller氏がこのデザインのフレームでやや太めのタイプのものと、今回入荷の個体と同様のミディアムタイプなど、
このデザインで何本かの鼈甲柄の生地の個体を愛用していたほど、それは彼という人物のアイコンとして現代に生きる我々にも多大なる影響を与えている。
現代で普通に使用できる状態で原型をとどめて出てくること自体が奇跡の条件を選ぶ余地もない鬼レアジャンルのこのデザインで、
素晴らしいコンディションを維持したまだまだガンガン使えるその辺の下手なデッドよりは格段に状態が良く美しい極上のミントコンディションに、
対象者の最も多いサイズ感の一つでもある46/22と条件面も申し分なく、
当時のUSではBLACKよりも圧倒的に人気があったと推測される鼈甲柄生地というあたりも、この個体の存在価値を別格なものへと押し上げている。
ヴィンテージ眼鏡シーンでも当時の著名人が映る名写真ではしばしば見かけるものの、現代では実物が全く見つからないという稀に存在する伝説的な当時のフレームだが、
こちらの個体もそれらに分類される貴重なアーカイブピースとなっており、もしサイズやコンディションなど同じ内容のものが今後あるとすれば、
それは奇跡以外のなにものでもないレベルで出会う確率の低さはヴィンテージ眼鏡界隈でもトップレベルといえるだろう。
Mid Century期のアメリカで実際に展開されていた最初期の1930年代のRAYBAN AVIATORにも採用されているRB2トーンの日本製デッドのガラスレンズをデモレンズ代わりにインストールし1940sらしさを最大限に引き出したその激渋なルックスも必見で、
使い手のニーズや条件に応じて現状のままはもちろんのこと、度付きのクリアやお好みのカラーレンズ、ヴィンテージのガラスレンズなどでお楽しみいただければと思います。
ARNEL系のアメリカンホーンリム全般をはじめ、クラウンパントやフレンチ系のアバンギャルドでもない、
この時代のこのデザインでしか味わうことのできない誰も知らない未体験のエグさを、次にこのフレームを所有するネクストオーナーの方に味わっていだければ幸いです。
[size]
フレーム横幅 135mm
フレーム 縦幅 43mm
レンズ横幅 46mm
レンズ縦幅 39mm
ブリッジ幅 22mm
テンプル 134mm
>>眼鏡サイズ計測方法
[color]
CELLULOID TORTOISE
[condition]
1940s VINTAGE CONDITION S+
1950年代から1960年代頃にUSで販売されていた日本製デッドストックの度なしRB2トーンのガラスレンズがデモレンズとしてインストールされております。
コンディション表記の内容に関してはこちら
[生産国]
Hand Made in USA
[商品code]
gl-A9489
*こちらの商品は約数十年前の vintage フレームになります。
多少の細かな薄い擦れ,小キズ等は予めご了承下さい。
商品状態に関してのいかなる理由の場合でも、返品•返金•交換等一切致しかねますので、
vintage商品の特性をよくご理解の上、お買い求め願います。
※PC、モニター、ブラウザーの環境により実際の色、
イメージが若干異なる場合がございます事をご了承願います。